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ハルビンのことを簡単にご紹介いたします。
ハルビンは中国黒竜江省の省都です。市区人口は約400万、郊外の行政区域を含めると900万人ほどになります。夏暑く冬寒い典型的な大陸性気候で、特に冬は−30度まで下がる寒冷地帯です。工業地帯でもあり、飛行機や自動車、製薬工場などが有名です。
日本では毎年冬に氷灯祭りや結氷した川で寒中水泳する姿などがニュースで報じられています。最近では昨年末に発生した松花江汚染事件などが記憶に新しいニュースかもしれません。日本との歴史的つながりも深い場所ですが、それは追々紹介していくことにしましょう。
日本からの直行便は現在新潟、大阪からありますが、北海道から行くには千歳発瀋陽経由が若干不便ですが最も安いようです。
ハルビン市内には数軒の日本料理店があります。最も有名で古くからあるのは開発区にある鈴蘭という店です。もしハルビンに来て日本食が恋しくなったらここに来るといいと思います。現在コックは全員中国人ですが、従業員に日本人が一人いて安心です。私が食べた市内の日本料理店の中では店員の態度、料理の質ともにとてもいいと思います。
観光地とは違いますが、ハルビンで有名なビヤガーデンを紹介しないわけにはいかないと思いますのでここに紹介させていただきます。
ハルビンのビールは100年以上の歴史があり、中国でも最も早く工場が作られた(1900年)土地です。ビールの消費量も世界有数で、一説には世界で3番目だと言われるほどです。
有名な銘柄はハルビンビールで、アルコール度数は日本のそれより若干低いですがさっぱりした飲み味は格別です。暑いハルビンの夏、汗をかいた体に夕方から冷たいビールを外で飲むという贅沢な時間を過ごしてください。ビールは場所や銘柄によりますが、最も安い生ビールだと一杯2〜3元(30〜45円)程度ですので、思う存分飲んでもさほどお金もかかりません。お勧めです!
ハルビン写真
ハルビン市群衆芸術館(旧満州国防倶楽部、1933年築)
ハルビン写真
ハルビンのロシア教会
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ハルビンのテレビタワー
ハルビン写真
川岸の防洪記念塔公園
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